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ルンバなどのお掃除ロボットと相性の良いソファとは。

お部屋のホコリを自動で吸い上げてくれるお掃除ロボット(ルンバなど)は、共働きのご家庭などに人気の家電です。新しい機能が次々に搭載されて、部屋の間取りを把握できたり、障害物や段差を避けたりと、効率的なお掃除が可能になってきました。

 

かなりの進歩を遂げているルンバ(お掃除ロボット)ですが、隅々のホコリまで吸い上げてもらうには、ルンバ(お掃除ロボット)がスムーズに動ける部屋に整える必要があります。そのため部屋の模様替えをするときや、家具を買い足すときにも、ルンバ(お掃除ロボット)が動きやすいことを条件とするケースも増えてきました。特にソファの下にはホコリが溜まりがちなので、お掃除ロボットが通れるタイプを選ぶと清潔な部屋を保つことができます。

 

こちらの記事では、ルンバ(お掃除ロボット)の特徴と共に、ルンバ(お掃除ロボット)との相性のいいソファの選び方についてご紹介します。どのくらいの高さや幅があれば、ルンバ(お掃除ロボット)がスムーズに動くことができるのか、確認していきましょう。ルンバ(お掃除ロボット)をご利用中で、ソファの買い替えなどを検討している方は、ぜひ参考にしてください。

 

それぞれ詳しくお伝えしていきます。

ルンバ(お掃除ロボット)のメリットとデメリットとは

ルンバ(お掃除ロボット)の特徴を理解するために、メリットとデメリットを見ていきましょう。

ルンバ(お掃除ロボット)のメリット

ルンバのメリット・デメリット

 

お掃除ロボット「ルンバ」のメリットは、現代の忙しい生活を劇的にサポートする点にあります。自動動作、ゴミ排出機能、高度な掃除能力から障害物対応まで、そのメリットは多岐にわたります。留守中でも掃除をしてくれるので、帰宅時には清潔な空間が待っています。この7つのポイントで、ルンバの優れたメリットを詳しく解説します。

 

1.便利な自動動作

お掃除ロボット、特に「ルンバ」は、ユーザーが設定した時間に自動で掃除を開始します。これにより、忙しい日常でも掃除の手間を気にすることなく、常に清潔な生活空間を保つことができます。また、バッテリーが低下すると、自動で充電スペースに戻るスマートな動作も特徴的です。

2.ゴミ排出機能

最新のお掃除ロボットは、充電台に設置されたゴミ捨てパックにゴミを自動で排出する機能を持っています。特に「ルンバ」のような高性能モデルでは、この機能がユーザーから高く評価されており、日常のゴミ処理の手間を大幅に軽減します。

3.高度の掃除能力

「ソファ」の下や部屋の隅々まで徹底的に掃除する能力を持つお掃除ロボットは、部屋の間取りを学習し、効率的なルートで動くことができます。サイドや底面のブラシがゴミをかき集め、強力な吸引でしっかりと取り除くため、手作業と比較してもその掃除の仕上がりは劣りません。

4.障害物・段差対応

お掃除ロボットは、障害物や段差を感知して自動で避ける機能を持っています。これにより、家具や「ソファ」の下、さらには段差のある場所でもスムーズに掃除を行うことができます。

5.吸引力の自動調整

ゴミの量や種類に応じて、吸引の強弱を自動で調整する機能が搭載されています。これにより、異なる状況や場所でも最適な掃除を実現します。

6.カスタマイズ可能な設定

ユーザーは、特定の部屋だけを掃除する設定や、掃除の順番を自由に設定することができます。これにより、個々の生活スタイルや家の構造に合わせた最適な掃除プランを実現することができます。

7.留守中の掃除

外出中や仕事で家を留守にしている間も、お掃除ロボットを稼働させることができます。帰宅時には、部屋全体がきれいになっており、快適な生活空間を迎えることができます。

ルンバ(お掃除ロボット)のデメリット

ルンバとソファの配置

 

お掃除ロボット、特に人気の「ルンバ」を使用する際には、部屋のレイアウトやインテリア、ソファの配置に関する制約が存在します。観葉植物、照明のスタンド、ソファの位置や形状、鏡の位置など、これらのアイテムの配置により、ルンバが部屋全体を効率的に掃除するのが難しくなる場所が出てくることがあります。特にソファの下や背後は、ルンバの動きを制限する可能性があるため注意が必要です。

 

さらに、電源コードやその他のケーブル類にも注意が必要です。電源コードはルンバの動きを妨げる可能性があり、一方で細いコードや充電ケーブルは吸引部に巻き込まれるリスクが増えます。このような事態は、ロボットがコードを誤って吸引することで故障の原因となる可能性があるため、特別な注意が必要です。

 

「ルンバ」の性能を最大限に活かすためには、その動作条件や仕様をしっかり理解し、部屋の環境、特に「ソファ」の配置や高さを適切に整えることが重要です。ルンバがスムーズに動ける部屋の高さや幅、段差の条件を把握し、それに基づいて部屋のレイアウトを調整することが求められます。適切な環境整備を行うことで、ルンバを効率的かつ安全に長期間使用することが可能となります。

ルンバ(お掃除ロボット)が通れるスペースを解説

ルンバ(お掃除ロボット)が通れるスペースをご紹介します。

お掃除ロボットが通れる高さ

ルンバとソファの高さ

 

ルンバ(お掃除ロボット)が効率的に動くための一つの重要な要素は、その通れる高さです。具体的には、ルンバがスムーズに動ける高さは約10㎝とされています。市場に出ている「ルンバ」の多くは、高さ9.2㎝~9.5㎝の範囲で設計されているため、この高さを基準に部屋の家具や配置を考えることが重要です。

 

特に、ソファやベッド、チェストなどの家具は、下部に空間が設けられていることが多いです。この空間が「ルンバ」の動きを制限することなく、十分な高さが確保されているかをチェックすることは、効率的な掃除を実現するための鍵となります。具体的には、床から家具の下までの間隔が10㎝以上ある家具を選ぶことで、ルンバがその下にしっかりと入り込み、ホコリやゴミをきちんと吸い上げることができます。

 

また、家具を選ぶ際や部屋のレイアウトを考える際に、この「ルンバ」の通れる高さを考慮することで、日常の掃除がより効率的になります。家具の下や隅々まできれいに掃除されることで、部屋全体が清潔に保たれ、快適な生活が送れます。

 

「ルンバ」を最大限に活用するためには、このような細かい点にも注意を払い、部屋の環境を整えることが大切です。適切な家具の選び方や配置により、「ルンバ」の性能を100%発揮させ、快適な生活空間を実現しましょう。

 

ルンバ(お掃除ロボット)が通れる幅

ルンバとソファなど家具の間隔

 

「ルンバ」を効果的に使用するためには、部屋の配置やソファなどの家具の間隔を適切に整えることが必要です。特に、ルンバが通れる幅を考慮することで、部屋全体の清潔度が大きく向上します。ルンバ自体の幅は約35㎝で設計されていますが、ギリギリの間隔では、ルンバが通れなかったり、一度通った場所から出られなくなる可能性があります。そのため、少なくとも40㎝以上の幅を確保することが推奨されます。

 

部屋の中にある家具や観葉植物の配置は、ルンバの動きを大きく影響します。ソファなどの家具の横の間隔や、観葉植物の間隔を40㎝以上にするか、逆に家具や観葉植物を接触させることで、ルンバがスムーズに動ける環境を作ることができます。適切な配置により、ルンバは部屋全体を効率的に掃除することができます。

 

さらに、多くの一人掛けのチェアは、足元に40㎝程度の空間が確保されています。この空間を利用することで、「ルンバ」は椅子の下をスムーズに通ることができ、その下に溜まったホコリやゴミもしっかりと掃除することが可能です。適切な家具やソファの選び方や配置により、「ルンバ」の性能を100%発揮させ、快適な生活空間を実現しましょう。

 

ルンバ(お掃除ロボット)が通れる段差

ルンバと段差について

 

「ルンバ」を最大限に活用するためには、部屋の構造や段差の存在を考慮することが欠かせません。特に、ルンバが乗り越えることができる段差の高さは、約2㎝となっています。部屋の間や入り口に2㎝以上の段差が存在する場合、ルンバの動きが制限される可能性が高まります。

 

しかし、このような段差がある場所には、簡易的なスロープを設置することで、ルンバが傾斜を利用してスムーズに移動することが可能となります。特に5~6㎝までの段差に関しては、スロープを使用して問題なくルンバを動かすことができます。それ以上の段差がある場所では、手動でルンバを持ち上げて移動させることをおすすめします。

 

段差の存在は、ルンバの動きや掃除の効率に大きな影響を与えます。適切な対応や工夫を行うことで、ルンバの性能を最大限に引き出し、部屋全体を清潔に保つことができます。これらのポイントを考慮しながら、日常の掃除をより効率的に行いましょう。

ルンバ(お掃除ロボット)が通るソファの選び方

お掃除ロボットが通るソファを選ぶ際は、いくつか注意するポイントがあります。高さ、幅、段差にわけてお伝えします。

 

ルンバ(お掃除ロボット)が通るソファの高さ

ルンバとソファの高さや脚デザインについて

 

「ルンバ」を部屋全体で効果的に使用するためには、ソファの高さやデザインを考慮することが欠かせません。特に、ルンバがスムーズにソファの下を通過するための適切な高さは、床からソファまでの高さが約12㎝あるタイプとなります。一般的なお掃除ロボットは約10㎝の高さがあれば入れると先述しましたが、ルンバの場合、特にラグやカーペットの上にソファを配置する際には、余裕を持った高さが求められます。ラグやカーペットの上でソファの足が沈むと、その分、床からの高さが狭くなり、ルンバがソファの下に入れなくなったり、ソファの下で挟まってしまうリスクが高まります。

 

さらに、ソファのデザインや構造によっては、床面が完全にフラットでないものも存在します。例えば、ソファの座面が体を預けやすいようにデザインされている場合、座面の奥に行くほど深く沈むスタイルのソファもあります。このようなデザインのソファでは、座面の前面に12㎝の高さが確保されていても、背面では8㎝しかないという状況が考えられます。そのため、ルンバを使用する際には、ソファの全体を通して約12㎝の高さが確保されているかをしっかりと確認することが大切です。

 

「ルンバ」の性能を最大限に引き出すためには、これらのポイントを考慮しながら、ソファの選び方や配置を工夫することが求められます。適切なソファの高さやデザインを選ぶことで、ルンバは部屋全体を効率的に掃除し、より清潔な生活空間を提供してくれます。

 

ルンバ(お掃除ロボット)が通るソファの幅

ルンバとソファなどの設置間隔

 

「ルンバ」の効果的な動きを確保するためには、ソファの幅やその配置を適切に考慮することが重要です。先ほど、お掃除ロボットが通れる基本的な幅は40㎝であるとお伝えしました。多くのソファは、その脚が底面の四隅に配置されているため、この基準の幅40㎝を下回ることは少ないでしょう。たとえコンパクトなデザインのソファであっても、その奥行きは通常約60㎝程度は確保されているので、ルンバがその下をスムーズに通過することに問題はありません。

 

しかし、部屋のデザインや利用シーンに応じて、複数のソファを組み合わせて利用するカウチソファのような形状の場合、注意が必要です。カウチソファでは、ソファ同士の脚が接近して配置されることが多く、この結果としてルンバが通過するための40㎝の幅を確保することが難しくなる場合があります。そのため、カウチソファを配置する際には、他の部分からルンバがスムーズにアクセスできるか、またその下を掃除するための十分なスペースが確保されているかをしっかりと確認することが大切です。

 

「ルンバ」の性能を最大限に引き出すためには、これらのポイントを考慮しながら、ソファの選び方や配置を工夫することが求められます。適切なソファの幅や配置を選ぶことで、ルンバは部屋全体を効率的に掃除し、より清潔な生活空間を提供してくれます。

 

ルンバ(お掃除ロボット)が通るソファの段差

ルンバとソファの下の段差など

 

「ルンバ」を部屋全体で効果的に使用するためには、ソファの下の段差や脚のデザインを考慮することが重要です。特に、ソファの下にラグやカーペットを敷く場合が多いのですが、その段差が2㎝以下であれば、ルンバはその上をスムーズに移動することができます。ソファの下全体にラグやカーペットが敷かれている場合でも、この段差の基準を満たしていれば、ルンバの動きに支障は出ません。

 

一方で、注意が必要なのは、ソファの脚のデザインです。特に、脚の形状が床をなぞるようにデザインされているソファは、ルンバの動きを制限する可能性があります。これは、ソファをしっかりと支えるための太さが2㎝を越える脚が多いためです。ルンバはこのような太い脚の間を通過することが難しく、特にソファの全面にこのようなデザインが施されている場合、ルンバの動きが大きく制限される可能性があります。そのため、ルンバを効果的に使用するためには、このようなデザインのソファは避ける、あるいは配置を工夫することがおすすめです。

 

「ルンバ」の性能を最大限に引き出すためには、ソファの下の段差や脚のデザインを適切に考慮することが必要です。これらのポイントを注意深く確認し、ルンバが部屋全体を効率的に掃除するための最適な環境を整えましょう。

 

ソファの下をルンバ(お掃除ロボット)の基地にする

ソファの下にルンバの充電基地

 

「ルンバ」を部屋の中で効果的に収納するための方法として、ソファの下をその基地(充電スペース)として利用するのは非常に賢い選択です。ソファの下に「ルンバ」の基地を設置することで、部屋の中での存在感を最小限に抑えることができ、スッキリとした印象を保つことができます。特に、リビングやダイニングなど、家族が集まる場所にソファが配置されている場合、その場所は「ルンバ」が主に掃除を行うエリアとなるため、基地としても最適です。

 

基地を設置する際の条件として、フラットで硬い床の上、そして電源の近くであることが求められます。多くの家庭では、ソファは壁際に配置されることが多いため、この条件を満たす場所としてソファの下は非常に適しています。

 

「ルンバ」はそのデザイン性から、スタイリッシュな印象を持っていますが、それでも掃除道具としての側面を持つため、部屋の中で目立たせることは避けたいと思う方も多いでしょう。ソファの下に「ルンバ」を収納することで、そのデザイン性を活かしつつ、部屋のオシャレな雰囲気を損なわずに収納することができます。また、直径35㎝の「ルンバ」はソファの下にスッキリと収納できるため、部屋の中での動きや配置にも柔軟に対応することができます。

 

総じて、「ルンバ」を効果的に収納し、その性能を最大限に活用するためには、ソファの下を基地として利用することがおすすめです。これにより、部屋の中での「ルンバ」の存在感を最小限に抑えつつ、効率的な掃除を実現することができます。

 

まとめ

国産ソファーの品質

 

お掃除ロボット、特に「ルンバ」のような高性能なモデルは、近年の家庭での掃除を革命的に変えてきました。その魅力的な特徴と、部屋をお掃除ロボットに最適化するためのポイントを詳しく解説してきましたので、ここでその要点を再度まとめてみましょう。

 

1.動きやすさのための3つのキーポイント

高さ: お掃除ロボットがスムーズに動くためには、障害物の下の高さが約10㎝以上確保されていることが理想的です。
 
幅: お掃除ロボットが通行しやすい幅としては、約40㎝が目安となります。
 
段差: お掃除ロボットは、2㎝までの段差ならば問題なく上り下りすることができます。
 

2.家具の選び方

お掃除ロボットが下に入りやすい家具を選ぶことで、部屋の隅々まできれいに保つことができます。特に、ソファの下に十分なスペースがあると、その下もしっかりと掃除してくれるので、隠れたホコリのたまり場所をなくすことができます。
 

3.基地(充電スペース)の配置

ソファの下など、目立たない場所にお掃除ロボットの基地を設置することで、部屋をスッキリと見せることができます。また、常に充電されている状態で待機しているため、いつでも掃除を開始することができます。
 
最後に、お掃除ロボットを最大限に活用するためには、部屋の環境を整えることが大切です。上記のポイントを参考に、お掃除ロボットがスムーズに動ける部屋を作り、日々の掃除を効率的に、そして快適に進めることができるようにしましょう。

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bloccoでは、ソファづくり70年以上の蓄積された経験や知識を活かして、ソファに関するお役立ち情報をたくさん掲載しています。

 

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