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ソファについた犬のおしっこの臭いを取る方法と対策とは。

ソファの上で犬がおしっこをしてしまう…せっかくのソファにシミや匂いがついてしまって、残念な思いをしている飼い主さんは多いはずです。しかし、ペットと一緒に暮らしていても、快適にソファを使うための方法はあります。

 

今回の記事では、ペットの粗相への対策法、掃除方法、ペットを飼っているご家庭に適したソファの選び方などをご紹介するのでぜひ参考にしてください。

詳しく見ていきましょう。

 

犬がソファでおしっこや粗相をしてしまう原因

犬がソファや他の場所で粗相をしてしまうのは、さまざまな理由や背景が存在します。以下では、トイレ以外の場所で犬がおしっこをする主な原因を詳しく探っていきます。

 

トイレの場所がわからないから

特に子犬や新しく家に来た犬は、新しい環境に馴染むまでトイレの場所を覚えられないことが多いです。都心のマンションなどでは、トイレの場所を理解するのが難しくなることも。

 

トイレが汚れているから

犬は基本的に清潔好きです。トイレが汚れていると、その場所でおしっこやうんちをすることを避ける傾向があります。

 

トイレに他の犬のおしっこの匂いがついているから

犬は匂いに非常に敏感です。他の犬の匂いがトイレについていると、マーキングのために別の場所でおしっこをすることが考えられます。

 

ストレスがあるから

新しい環境、他のペットや人との新しい関係、生活リズムの変化などがストレスの原因として挙げられます。

 

飼い主さんがいなくて不安だから

犬は群れを作る生き物で、飼い主を大切な家族と見なしています。そのため、飼い主の不在時には不安や孤独を感じることがあるのです。

 

飼い主さんの気を引くため

飼い主からの注意や関心を求めて、わざとおしっこをすることも。特に、飼い主からの愛情が不足していると感じた際の行動として考えられます。

 

老化や認知症のため

高齢の犬は、体の機能の衰えや認知症により、トイレの場所を忘れてしまうことがあるのです。

 

利尿作用のある薬を飲んでいるから

犬が病気の治療で利尿作用のある薬を飲んでいる場合、頻繁にトイレに行く必要があり、それが原因で粗相をしてしまうことがあります。

 

各原因を深く理解することで、それぞれの状況に合った対策を立てることができます。飼い主としての知識と理解が深まると、ペットとの関係もより良好になり、共に生活する中での日々がより快適で充実したものとなるでしょう。

 

粗相しないようにするための対策

犬がソファや部屋での粗相を繰り返すと、飼い主さんは困惑しますよね。しかし、効果的な対策を実施することで、この問題は大きく改善できます。以下に、粗相を予防するための具体的な手段を紹介します。

 

犬が快適に使えるトイレの環境を整える

最初に検討すべきは、犬のトイレ環境の見直しです。トイレの位置が犬にとって不明瞭であれば、再教育が必要です。さらに、トイレの場所をもっと犬にとって分かりやすい位置に移動させることを検討してみましょう。

 

清潔なトイレ環境を維持することも大切です。掃除の頻度を増やして清潔に保つだけでなく、複数の犬がいる家庭では、個別のトイレを提供するという選択も考えられます。

 

犬の気持ちを安定させるようにする

犬に過度な注意を払うことが、逆にストレスの原因となることがあります。粗相を繰り返す背後には、犬のストレスや不安が隠れていることも。注意しすぎたり、粗相に過剰に反応することは避けるよう心がけましょう。犬が粗相を繰り返す背後には、注意を求める気持ちが隠れていることもあるため、無視することが最善の場合もあります。

 

定期的にトイレに連れて行ってあげる

高齢の犬は、トイレの場所を忘れたり、移動が困難になることが増えます。そのため、定期的にトイレの場所に連れて行くことで、粗相のリスクを低減できます。また、足腰が弱ってトイレまでの距離が問題になる場合、トイレの位置を変更するなどの対策を検討することも有効です。

 

犬の健康状態を定期的に動物病院でチェック

上述した対策を試しても、犬の粗相が止まらない場合は、健康問題が関係している可能性も考えられます。腎臓や膀胱のトラブル、糖尿病などが原因で粗相が頻発することもあるので、定期的な健康チェックを行い、犬の体調を把握しておくことが重要です。

 

ソファやカーペットについた犬のおしっこの掃除方法

ファやカーペットに犬のおしっこの跡が残ってしまった時、どのようにすればきれいに掃除できるのかを解説します。適切な掃除方法を採用すれば、汚れも匂いも確実に軽減することができます。

 

【掃除方法】中性洗剤を使った掃除方法

ソファに犬のおしっこやお漏らしの粗相があった場合、最初に試すべき対策として薄めた中性洗剤を使った掃除をおすすめします。中性洗剤は、多くのご家庭に常備されているアイテムで、犬のおしっこが原因となる臭いや汚れを取り除くのに非常に効果的です。特にソファの素材によっては、強い洗剤で洗うと色褪せやダメージが心配されるため、まずは中性洗剤を用いて穏やかに汚れを消し去ることが大切です。

 

  1. おしっこの跡を雑巾で丁寧に吸収する。
  2. 中性洗剤を希釈して雑巾にしみこませる。
  3. 汚れた部分を軽く叩くようにして拭く。
  4. 最後に清水で濯いだ雑巾でふき取る。

 

【掃除方法】クエン酸水の酸性効果を利用した方法

ソファに犬のおしっこやお漏らしの粗相があった場合、臭いや汚れの対策としてクエン酸水を利用するのが非常に効果的です。クエン酸は自然に存在する酸性物質で、アルカリ性の犬のおしっこを効果的に中和します。この中和作用により、おしっこの臭いを発生させる成分を中立化し、その強烈な匂いの原因をしっかりと取り除く働きがあります。また、クエン酸水は汚れを浮き上がらせやすくする性質も持っているため、ソファの表面の汚れを消し去る際にも大変役立ちます。家庭に常備している方も多いクエン酸を活用したこの対策は、犬のおしっこによるソファの粗相への対応として、手軽で効果的な方法として推奨されています。

 

  1. まず、おしっこを雑巾で吸収する。
  2. 水100mlに対し、クエン酸小さじ1/2を混ぜてよくかき混ぜる。
  3. スプレーボトルに入れ、汚れた部分にしっかりとスプレー。
  4. 5分待った後、雑巾でふき取る。

 

【掃除方法】熱湯の力でおしっこ汚れを取り除く

ソファやカーペットに犬のおしっこやお漏らしの粗相が生じた際、その対策として熱湯が効果的であると言われています。熱湯は、尿の成分を分解し、その特有の臭いや汚れを取り除く力があります。特に犬のおしっこに含まれるアルカリ性の成分を中和する作用が期待できます。しかし、ここで重要な注意点として、ソファやデリケートなカーペットに直接熱湯をかけると、色褪せや形状の変形などのダメージが生じる可能性が高まります。したがって、熱湯を利用する場合には、まずは小さな範囲でのテストや十分な注意が必要です。もし、ソファやカーペットに対して不安がある場合は、熱湯の使用を控え、クエン酸や中性洗剤などの他の対策を検討することをおすすめします。

 

  1. 尿を雑巾で吸収する。
  2. 熱湯を汚れの上からかける。
  3. 冷めたら余分な水分を雑巾でふき取る。

 

【掃除&消臭方法】重曹と酢の複合効果を利用

ソファやカーペットに犬のおしっこやお漏らしの粗相が発生した時、多くの人々が悩む臭いや汚れの対策として、重曹と酢の組み合わせが大変有効です。重曹は汚れを浮かせる力を持ち、酢は強力な消臭効果を発揮します。この二つの組み合わせは、それぞれの特性を最大限に活かして、犬のおしっこが残す頑固な汚れや臭いをしっかりと取り除く助けとなります。家庭に常備されていることが多いので便利な方法です。

 

ソファやカーペットの素材によっては、色褪せやダメージを心配される場合もあるため、使用前には必ず目立たない部分でのテストを行うことをおすすめします。

 

  1. 尿の跡を雑巾で吸収。
  2. 水と酢を1:1で混ぜ、スプレーボトルに入れる。
  3. 汚れた部分に重曹をまぶし、その上から酢のスプレーを吹きかける。
  4. しばらく放置した後、水で濯いだ雑巾で拭く。

 

【掃除&消臭方法】酵素洗浄剤の効果をフル活用する

ソファやカーペットに犬のおしっこやお漏らしの粗相があった場合、酵素洗浄剤の使用が強く推奨されます。酵素洗浄剤は、特有の酵素の働きにより、おしっこの成分を効果的に分解します。この分解作用は、頑固な匂いや汚れの原因となる尿の成分を根本的に取り除くため、犬のおしっこによる不快な臭いや見た目の汚れをしっかりと消し去ってくれます。

 

また、酵素洗浄剤は、自然の成分をベースにしているものが多いため、ソファやカーペットへのダメージを最小限に抑えることができるのも大きなメリットです。家庭の日常的なお掃除にも使われることが多い酵素洗浄剤は、犬の粗相によるトラブルを効果的に解決するための信頼性の高い対策として、多くのペットオーナーにおすすめされています。

 

  1. おしっこの跡を雑巾でしっかり吸収する。
  2. 酵素洗浄剤を吹きかけ、10~15分程度放置する。
  3. 洗浄剤をしっかりと雑巾で吸い取り、その後自然乾燥させる。
  4. 完全に乾いたら、使用終了。

 

正しい掃除の方法を選択することは、ソファやカーペットの寿命を延ばすことに繋がります。特に犬のおしっこやお漏らしなど粗相が生じた場合、速やかに対処することでダメージを最小限に抑えることができます。

 

粗相を考慮したソファの選びのポイントと対策

ペットが粗相をしてしまうなら、粗相を考慮したソファを選び、さらに粗相への対策を取るようにしましょう。

 

粗相をする犬がいるご家庭でのソファ選びのポイント

ソファでおしっこをしてしまうペットがいるという場合、次のようなポイントを意識して選ぶことをおすすめします。

 

  • 合成皮革素材の生地を選ぶこと
  • ダークトーンの色を選ぶこと
  • 座面高40cmを基準にして選ぶこと

 

合成皮革の生地であれば、粗相をしたときにさっと拭き取ることができて、生地の中に水分が染み込んでしまうこともなくなります。本皮にも同じような特徴がありますが、ペットが本皮の持つ動物の匂いに反応して警戒してしまうことがあるので合皮の方が良いでしょう。

 

色選びは黒・茶・グレーなどダークトーンがおすすめです。薄い色の生地だとおしっこのシミが目立ってしまうことがあるので、濃い色を選ぶと粗相をされたときでも安心です。

 

そして40cmの座面高は、人にとって座りやすく、小型犬にとって高すぎる高さになります。もしペットをソファに上らせたくないなら40cmでも良いでしょうが、ペットと一緒にくつろぎたいなら40cmより低めの製品を選ぶことをおすすめします。

 

ご紹介した3つのポイントを意識して、粗相をされたときの掃除がしやすく、ペットと人の両方にとって使いやすい製品を選びましょう。

 

粗相をした場合の対策法

それでは次に、ソファへのおしっこを予防するための対策法をご紹介します。新しいソファを買っても、すぐに粗相をされてしまっては残念なことになってしまうでしょう。

 

犬が粗相をしたときは、まずいち早く、雑巾でできる限りおしっこを吸い取ることが基本です。これ以上吸い取れないというほど吸い取ったら、ご紹介した掃除方法で汚れと匂いを解消します。掃除には水分を用いますから、合皮生地で作られた製品であれば乾きやすく掃除もしやすくなるはずです。

 

犬の粗相に対応するならオーダーソファがおすすめ

粗相に対応するソファを手に入れるためには、オーダーメイドがおすすめです。掃除がしやすい合皮素材で、デザインがちょうどよく、ペットに合う高さの製品を探すことは簡単ではありません。しかし、オーダーメイドなら飼い主さんの希望がすべて実現できます。

 

生地選びはもちろん、デザイン・色・クッション性・座面高・質感・価格など…ほとんどの項目をカスタマイズできるだけでなく、撥水加工生地や防汚生地、ペット対応生地なども選べます。オーダーメイドであれば、ペットがいてもいつまでもきれいに使えるソファが手に入るでしょう。

 

ソファでおしっこをする犬の対策方法

犬がおしっこをしてしまうなら、ご紹介したような対策法で予防していくようにしましょう。ただし、粗相をしてしまう原因はさまざまです。入念に対策をしていっても、粗相が治らないというケースもあるかもしれません。

 

粗相が治らない場合に備えて、ソファ選びのポイントを抑えておくことも大切です。ペットと人がともに快適に暮らすためには、オーダーソファで粗相を考慮したソファを作ることがいちばんの方法でしょう。

オーダーソファで犬の粗相対策

愛犬が粗相をしてしまうので、新しいソファを買ってもすぐに汚してしまう。そんな悩みを持ってる方が大勢いらっしゃいます。

 

新しいソファはどのような基準で選べば良いのでしょうか。単に汚れにくいソファを探すのは難しくありませんが、デザインが好みでなかったり、サイズが小さかったり、座り心地が柔らかすぎるなど、自分好みではないということも少なくありません。

 

オーダーソファであれば、すべて自分好みにカスタマイズができ、汚れにくい素材、好きなデザイン、丁度よいサイズ、好みの座り心地のすべてが簡単に手に入ります。ペット対応した素材なども豊富に取り揃えてますので是非一度オーダーソファbloccoにご相談ください。

ソファに関するお役立ちリンク集

bloccoでは、ソファづくり70年以上の蓄積された経験や知識を活かして、ソファに関するお役立ち情報をたくさん掲載しています。

 

家での楽しい時間、家族や友人とのかけがえのない時間、ペットに癒される幸せな時間。その多くの思い出は、心地良いソファの上で生まれていると感じています。そんな特別な時間を大切にしていただきたく、私たちはソファ選びの参考となる情報をお伝えしています。

 

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