寛ぎ方で変わるソファの選び方とは。

テレビ鑑賞、読書をしながらのんびりしたい人におすすめのソファ

座り心地を重視したい方はこんなソファがおすすめです。
きれいな姿勢がキープできることが、長い時間座っていても疲れないコツになります。
そのための条件は…

• 上半身を起こし続けられるよう、背もたれは硬めであること。柔らかいと体が後ろに沈んでしまいます。
• 座面の奥行きが広いと腰をそらすことになるので、狭めがベター。一般的なソファ座面の奥行きは550mm前後が主流ですが、500mm前後のものの方がきれいな姿勢で座れます。広い場合には背中にクッションを入れればOKです。
• 好みは分かれますが「肘かけが高い方が角に寄りかかって体を預けられるのでリラックスできる」という方が多いようです。特に、読書やスマホ操作をする時間が長い場合、肘かけが高い方が支えになってくれ、疲れにくくなります。
• 背中から首、頭をしっかりと支えてくれるヘッドレストがあるタイプもおすすめです。

⇒おすすめタイプ：背もたれ高めのハイバックソファ！

硬めの背もたれで上半身を支え、きれいな姿勢をキープしてくれるハイバックソファなら、長時間座っていても疲れません。

横になってゴロ寝をしたい人におすすめのソファ

寝心地を重視したい方はこんなソファがおすすめです。
当然のことながら、ベッドに近い条件がそろうとより心地よく感じられます。
そのための条件は…

• 体が収まるくらい、ある程度の大きさ（横幅、座面の奥行き）があること。
• 座面が硬めでフラットであること。
• 肘かけが低めであること。首の位置が高くなると寝心地が悪くなります。
• ベッドで一般的な、ポケットコイル（＝コイルスプリングを一つずつ円筒形の袋に入れすき間なく並べる造り）を使用した構造であること。一つひとつのコイルがしっかりと身体を支えてくれるので、横揺れがなく安定感があります。

⇒おすすめタイプ：カウチソファ！

片側肘なしの二人掛けソファにカウチソファを組み合わせるのがおすすめです。ご夫婦・カップルで使用しても、２人ともゆったり過ごせます。オットマンを組合せ、足をのせてくつろぐのもnice。

食事やお酒を楽しみたい人におすすめのソファ

リビングとダイニングを兼用したい方にはこんなソファがおすすめ。
毎日の食事も心地よい寛ぎも同じスペースで叶えたい。
そのための条件は…

• 座る位置とテーブルの間に距離ができ過ぎないよう、座面の奥行きが狭めであること。広い場合には背中にクッションを入れてもOK。
• 肘かけが低いか短いもの。見落としがちですが、ココに気をつけておかないと、出入りができなくなってしまいます！　肘かけがないもの、肘クッションが取り外せ、背もたれに移せるものも使いやすいですよ。
• 座面が高い方が立ち上がりやすくて便利ですが、テーブルの高さに合わせることも大切。
• 汚れを落としやすい合皮か革、または、布ならば洗濯ができる素材で撥水加工された張地がおすすめです。

⇒おすすめタイプ：リビングダイニング兼用ソファ！

リビングとダイニングを一緒にしてソファで食事をする人が増えているのを受け、最近人気上昇中のタイプ。座面が固く奥行きが狭め、背もたれも硬いなど、ダイニングチェアそのままソファ寄りにしたような特徴を持ちます。

「床チカ生活」を楽しみたい人におすすめのソファ

ソファがあっても、時には床に座りたいという人も多いもの。ローソファの前に低いテーブルを置いて、ソファ・床、どちらにでも座れるようにする使い方もあります。床に座った時にはソファの前面を背もたれ代わりにすることになるので、動かないようにある程度の重量があるもの、背中が当たる部分が平らなものを選ぶと使い勝手がよくなります。

⇒おすすめタイプ：ローソファ！

どっしりした重量感のあるローソファと、ローテーブルまたはコタツの組合せ。日本人ならではのくつろぎタイムが楽しめます。

まとめ

今回はくつろぎシーン別でおすすめしたいソファの紹介をしました。寛ぎ方によって最適なソファがあることがわかったと思います。店頭では、ソファに姿勢よく座って試されるお客様が意外と多いようです。遠慮せず普段の寛ぎ方で試していただけると嬉しく思います。是非ソファ選びの参考にしてくださいね。