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奥行きの深いソファと浅いソファ徹底比較。

ソファの奥行きの違いは、座り心地だけでなく、部屋のレイアウトや、体に合っているかなど様々なことに関係します。もしソファの奥行きに不具合を感じてしまうと、ソファを快適に利用できないだけでなく、座ることさえしなくなるかもしれません。

 

では「奥行きが深いソファ」と「奥行きが浅いソファ」には、どのような違いがあり、どのようなメリット・デメリットに繋がるのでしょうか。また利用目的にあった、ソファの奥行きについても理解する必要があります。

 

こちらの記事では、そんな「ソファの奥行き」について詳しくお伝えしていきます。
ぜひ最適な奥行きのソファを選んで、快適なソファ生活を送っていきましょう。

 

それぞれ詳しくお伝えしていきます。

ソファの奥行きとは

ソファの奥行き

 

まず奥行きとは、ソファの前面から背もたれまでを言います。ソファ全体のサイズとして「奥行き」を表示されることがありますが、こちらの記事でお伝えする奥行きは、座面(座る部分)を指します。

 

ソファの奥行きは、コンパクトなソファだと40㎝ほどから、深いソファだと80㎝を超えるソファまで幅広くあり、デザインやスタイルもさまざまです。ソファの奥行きが深い、または浅いといった規定は特にありませんが、目安は次のようになります。

 

<奥行きが深いソファの目安>

奥行きが60㎝以上のソファ

 

<奥行きが浅いソファの目安>

奥行きが53㎝以下のソファ

 

座る人の身長や、座った人の感覚にもよるので、1つの目安程度に留めておきましょう。

 

では「奥行きが深いソファ」と「奥行きが浅いソファ」の違いや特徴を理解するために、それぞれのメリットとデメリットをご覧ください。

奥行きの深いソファのメリット

奥行きの深いソファー

 

奥行きの深いソファは、その特徴的なデザインから、私たちが日常で過ごすリビングの空間にとって、非常に魅力的なアイテムとなっています。ゆっくりと体を沈めることができるその形状は、日々の疲れを癒やすリラックスタイムを提供してくれるのです。家庭の中心であるリビングに、このようなソファを配置することで、家族や友人とのひとときがより心地よく、贅沢な時間に変わるでしょう。

 

それでは、奥行きが深いソファが持つメリットを詳しく見ていきましょう。

 

奥行きの深いソファには、次のようなメリットがあります。

  • さまざまな体勢で利用できる
  • 背の高い方が楽に座れる

それぞれ見ていきましょう。

 

<さまざまな体勢で利用できる>

奥行きの深いソファ

 

ソファの奥行きが深いというのは、実は非常に大きなメリットを持っています。その最大の特徴は、座面が十分に広くなることで、多様な体勢を自在にとることができる点にあります。通常のソファでは考えられないような、あぐらをかいてのリラックスタイム、さらには全身を伸ばして仮眠するなど、その可能性は無限大です。

 

長時間同じ場所で過ごすと、体の一部に疲れや負担が集中してしまいがちです。しかし、さまざまな体勢がとりやすい奥行きの深いソファなら、そのような問題も解消。時には深く座り込んだり、時には横になって、その瞬間の気分や体調に合わせて最適な体勢を選べます。
 

奥行きの深いソファの活用シーン
1.くつろぎながらのおしゃべり

友人や家族との会話が、よりリラックスした雰囲気で楽しめます。足を伸ばして、心地よい時間を共有しましょう。

2.ソファでの読書タイム

本を読む際も、体勢を変えながら長時間の読書をサポートしてくれます。物語の世界にどっぷりと浸かることができます。

3.映画やドラマの鑑賞

テレビやDVDを観る際、疲れを感じずに長時間の鑑賞が可能。大切なシーンを逃さず、心ゆくまで楽しむことができます。

4.仮眠の時間も快適に

ソファの奥行きをフルに活用して、短時間の仮眠も存分に楽しめます。
 
このように、奥行きの深いソファは、日常のさまざまなシーンでのリラックスタイムを格段にアップグレードしてくれるアイテムです。その豊かな時間を、ぜひ体験してみてください。
 

<背の高い方が楽に座れる>

奥行きの広いソファー

 

奥行きの深いソファは、特に背が高い方にとっての快適さを追求したアイテムと言えるでしょう。背が高いということは、その分、足も長いことが多いです。通常のソファに座ると、太ももの裏がソファの座面に完全に収まらず、膝から先が浮いてしまうことがよくあります。この状態で長時間座っていると、足や腰に負担がかかり、疲れを感じることが増えてしまいます。

 

しかし、背の高い家族のために奥行きの深いソファを選ぶと、背が低めの家族にとっては、その座り心地が不向きになる可能性があります。例えば、ソファに深く座ると、背もたれが遠く感じられ、リラックスして体を預けることが難しくなることが考えられます。また、足がソファの下に収まらず、浮いてしまうことも。

 

このような問題を解消するためには、大きめのクッションを活用する方法が考えられます。クッションを背もたれに置くことで、背が低い人も快適に座ることができるようになります。また、足元にオットマンを配置することで、足を楽に伸ばすことができます。

 

家族それぞれの体型や好みに合わせて、ソファの選び方やアレンジを工夫することで、全員が快適に過ごすことができます。家族みんなが心地よく過ごせるリビング空間を作り上げることが大切です。奥行きの深いソファを中心に、家族の団らんの時間をより豊かに、より快適に過ごしましょう。

奥行きの深いソファのデメリット

奥行きの広いソファー

 

奥行きの深いソファは、その豊かな座面と快適な座り心地で多くの人々に愛されていますが、一方でいくつかのデメリットも持っています。その中でも特に顕著なのは、立ち上がる動作や座る動作がやや難しくなることです。

 

1.立ち上がる際の負担

ソファに深く座ると、自然と体の重心が後ろに移動します。このため、背もたれに体を預けることが容易になり、リラックスした姿勢を取ることができます。しかし、この姿勢から立ち上がる際には、通常のソファよりも多くの力を必要とします。特に、腰や膝に負担を感じる方にとっては、毎回の立ち上がりが一苦労となる可能性があります。

2.座る位置の調整

また、立った状態からソファに座る際、一度に適切な位置に座るのが難しいことがあります。初めは浅く座ってしまい、その後で体勢を深く調整する必要が出てくることが一般的です。これは、特に頻繁に立ち上がったり座ったりする方や、体の動きに制限がある方にとって、少し煩わしい作業となるかもしれません。

3.配慮が必要な場合がある

特に、高齢者や体の不自由な方、または小さな子供たちにとって、このようなソファの特性は少し難しい面があるかもしれません。彼らにとって、日常の動作が一つ一つ大きなエネルギーを必要とする場合があり、そのため、ソファ選びには十分な配慮が求められます。

 

このように、奥行きの深いソファは、その特性を理解し、自分のライフスタイルや家族のニーズに合わせて選ぶことが大切です。快適さを追求する一方で、日常の動作に支障が出ないように、適切な選択を心がけましょう。

奥行きが浅いソファのメリット

奥行きの浅いソファ

 

ソファは、リビングの中心となる家具の一つです。その中でも、奥行きが浅いタイプのソファは、コンパクトさと機能性を兼ね備えており、多くの人々に選ばれています。このタイプのソファが持つ、独特のメリットを詳しく見ていきましょう。

奥行きの浅いソファのメリットは、次の2つです。

  • 正しい姿勢を保ちやすい
  • 狭い部屋にもレイアウトしやすい

それぞれお伝えします。

 

<正しい姿勢を保ちやすい>

奥行きの浅井ソファー

 

奥行きの浅いソファは、その設計上、使う人に正しい姿勢を取らせることを促す特性を持っています。多くの人々が長時間座ることで姿勢が悪くなりがちですが、このタイプのソファはその問題を緩和する助けとなります。

 

1.背もたれの設計

奥行きの浅いソファは、背もたれが適切な角度で設計されています。これにより、背もたれに寄りかかると、自然と骨盤が正しい位置になり、背筋を伸ばす姿勢を取りやすくなります。

2.座面のサポート

座面が太もも全体をサポートしきらないこのタイプのソファは、足を床にしっかりとつけることが求められます。これにより、重心が後ろに偏ることなく、体のバランスを保ちやすくなります。また、この姿勢は立ち上がる際の動作もスムーズに行えるため、日常の動作が楽になります。

3.様々なシチュエーションでの活用

奥行きの浅いソファは、以下のようなシチュエーションに特に適しています。

 

腰痛持ちの方

正しい姿勢を維持することで、腰への負担を軽減することが期待できます。

お客様をもてなす場面

正式な場やビジネスのシーンで、正しい姿勢で座ることが求められる場合に適しています。

ソファでの食事

最近のトレンドとして、ダイニングテーブルにソファを配置するスタイルが増えています。奥行きの浅いソファを使用することで、食事中も正しい姿勢を保ちやすくなります。

 

このように、奥行きの浅いソファは、その機能性とデザインから、日常生活の中でのさまざまなシーンでの快適さを提供してくれます。正しい姿勢を維持することの重要性を理解し、そのための適切な家具を選ぶことで、より健康的な生活を追求することができるでしょう。

<狭い部屋でもスマートに配置できる>

奥行きの狭いソファ

 

奥行きの浅いソファは、そのコンパクトなデザインが魅力的で、特に狭い空間を効率的に活用したいと考える方々にとって、最適な選択となります。都市部の住居や一人暮らしのアパート、さらには共有スペースが限られたファミリータイプの住宅など、スペースが貴重な環境での家具選びは非常に重要です。

 

1.多様な部屋での活用しやすい

奥行きの浅いソファは、リビングだけでなく、書斎や寝室、子ども部屋など、さまざまな部屋での利用が考えられます。例えば、書斎に配置すれば、読書の際のリラックススペースとして、また、子ども部屋に置けば、友人を招いた際の遊び場として活用できます。

2.生活動線を妨げない

部屋の中での移動や日常の動作は、家具の配置によって大きく影響を受けます。奥行きの浅いソファは、そのコンパクトさから、部屋の中央や通路部分を広く取ることができ、生活動線をスムーズに保つことができます。これにより、部屋全体が開放的に感じられ、ストレスフリーな生活空間を実現できます。

3.部屋の広さを感じさせる

コンパクトなソファを選ぶことで、部屋の広さを最大限に活かすことができます。特に、狭い部屋では、家具の選び方や配置が部屋の印象を大きく左右します。奥行きの浅いソファを配置することで、部屋全体が広く、明るく感じられるでしょう。

 

このように、奥行きの浅いソファは、その機能性とデザインの特性から、狭い部屋でも快適な生活空間を作り出すことができます。部屋のサイズや形状に合わせて、最適なソファを選ぶことで、日常生活をより豊かにすることができるでしょう。

 

奥行きが浅いソファのデメリット

奥行きの狭いソファー

 

奥行きが浅いソファは、そのコンパクトさやスタイリッシュなデザインから多くの人々に選ばれていますが、一方でいくつかのデメリットも持っています。

 

1.くつろぎにくい

奥行きが浅いソファの最大のデメリットは、そのくつろぎにくさにあります。座面が狭いため、足を伸ばしてリラックスすることが難しく、基本的には足を下ろした状態で座ることになります。このため、長時間の使用には向かない可能性が高まります。

2.体勢の変更が難しい

ソファに座る際、多くの人々はさまざまな体勢を取りたいと考えます。しかし、奥行きが浅いソファでは、体勢の変更が難しく、特に横になったり、足を上げたりすることができません。これにより、長時間の使用で体の一部に疲れや負担が集中する可能性があります。

3.リラックス目的での利用には不向き

ソファの主な利用目的が、リラックスした時間を過ごすことや、家族や友人とのくつろぎの時間であれば、奥行きが浅いソファは最適とは言えません。特に、映画鑑賞や読書、音楽鑑賞など、長時間のリラックスタイムを想定している場合、このタイプのソファは快適さを提供するのが難しいでしょう。

 

結論として、奥行きが浅いソファは、そのデザインやスペース効率の良さから選ばれることが多いですが、使用目的や利用シーンによっては、他のタイプのソファを検討することが必要です。ソファ選びは、日常の快適さを大きく左右する要素の一つですので、慎重に選択することが大切です。

まとめ

ソファの奥行き

 

ソファの奥行きが深いソファと、奥行きが狭いソファには、さまざまなメリット・デメリットがあります。また、奥行きの深いソファのデメリットが、奥行きの浅いソファのメリットとなることもあります。

【奥行きが深いソファ】
  • あぐらをかいたり、横になったりと体勢を変えやすいので、長時間過ごしやすい
  • 座面に足が収まりやすくなるので、長身の方にも楽に座れる
  • 重心が後ろにかかりやすいので、立ったり座ったりがしにくい
【奥行きが浅いソファ】
  • 正しい姿勢を保ちやすいので、腰痛がある方への負担が少ない
  • コンパクトなので、狭い部屋にもレイアウトしやすい
  • 座面が狭いので、足をおろした姿勢しかとれずくつろげない

どちらがいい悪いではなく、利用目的や部屋の広さ、体型などにあっているかを検討してみましょう。

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