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洗えるソファ。カバーリングタイプや張り込みタイプなどタイプ別に解説。
長く付き合う家具だからこそ、ソファの汚れ問題は気になるところですよね。今回はソファって洗えるの?という疑問にお答えします。
まずは使用中のソファを知ろう!
ソファには大きく分けて2タイプあります。一つ目は、生地がソファの木枠に張り付けられている張り込み(張り包み、張りぐるみ)タイプのソファ。もう一つは、生地にマジックテープやファスナーが付いていて、ソファから外せるカバーリングタイプのソファ。
張り込みタイプ
メリット
生地がぴったり張り合わされているので、生地のよれも型崩れも起きにくく360°見た目がきれい。
使用する生地の量を抑えることができるので、カバーリングタイプのものに比べて安価なことが多い。
特殊な形状のソファが作りやすい。
デメリット
生地がソファ自体に張り合わされているため、汚れた時などのお手入れに限界がある。
張替メンテナンスを行う場合、ソファごと工場へ輸送する必要がある。
カバーリングタイプ
メリット
生地がカバー式で取り外しができるので、クリーニングやお洗濯ができ、いつも清潔さを保てる。
張替メンテナンス時にも、ソファを工場へ輸送する必要がなく、カバーだけを新しく買い替えることができる。
さらに、替えカバーがあれば、季節や気分、引っ越しなどに合わせて交換する使い方で楽しめます。
※既製品の場合、カバーのみの購入が可能か確認しておくのがオススメです。
デメリット
自由に取り外しができる分、生地よれや型崩れしやすくなる。
カバーの取り外しが意外と重労働。
張り込みタイプに比べ、使用する生地の量が多くなるので価格が割高になりやすい。
カバーリングタイプのソファは洗える!でも注意点が…
使用する洗剤
中性洗剤を使用しましょう。
塩素系漂白剤の使用は色落ちする場合があるので避けてください。
色落ちのチェック
見えない場所に洗剤を付けて色落ちしないかを予めチェックしましょう。
※色落ちする場合は、クリーニング店にてドライクリーニングがオススメです。
洗濯機は使わない
ソファの張地を縫うミシンは家庭用ミシンと比べ目が粗いため、強く洗うと糸が切れてほつれてしまう事があります。優しく手洗いを。
直射日光は避ける
直射日光は変色や生地の縮みの原因になるため、日陰で吊り干しをしてください。
- ★ソファカバーを洗う前に必ず行って欲しい事★
- ソファの生地や仕様はメーカーによって異なります。
まずは販売店やメーカーにお問い合わせする事をオススメします。
最後に、張り込みソファでも汚れが気にならないように生活したい!という方には、水分もすぐに拭き取れる合皮のソファや、撥水加工付きの生地が使用されているソファだと汚れにも強く安心ですよ。ぜひソファ選びの参考にしてみてください。