カウチとは、座面部分が前方に長く、背もたれに体をあずけて足を伸ばしながら寛ぐことができる長椅子のことで、リラックスするのに最適です。

カウチという用語は古いフランス語に由来するとされ、“横たわる”という意味があるようです。語源を辿るとなるほど！と、うなずけますね。2人掛け・3人掛けなどのノーマルタイプのソファに、このカウチが付いているのが一般的にカウチソファと呼ばれます。

座って寛ぐスペースと、足を伸ばせるスペースがあるので、それぞれで過ごせるのが良いですね。ちなみにbloccoでカウチソファを選ばれるお客様のお家では、「カウチ」は「お父さん・旦那さんスペース」になることが多い模様です（笑）。

コーナーソファはL字型ともいわれるように、部屋のコーナーに沿わせて置くことができるソファです。デッドスペースになりがちな部屋の角にピッタリ置けば、スペースを余すことなく活用できますね！

大人数で座ることができ、また、視線が交わるレイアウトなので、家族の団らんや人が集まってみんなでわいわいおしゃべりしながら過ごすのに適したタイプです。大きく分けると、コミュニケーションに向いているのがコーナーソファ、寛ぎ度がより高いのがカウチソファといえます。

ローソファは、脚が短い、または脚のない、呼び名の通り全体の高さが低いソファです。座卓と合わせて、床に近い位置でリラックスして過ごすことができますね。また、通常のソファから見て高さがないぶん圧迫感を感じづらく、お部屋を広く見せることができます。

床からの高さがないローソファは、上り下りしやすかったり、落下してしまっても心配が少なかったりといった点から、小さなお子様やペットがいる家庭で選択肢のひとつになりそうです。一方で腰や膝が痛いという方にとっては、立ち上がるときに負担を感じることがあるかもしれません。

オットマンとは、ノーマルタイプのソファに合わせて使われる大きめのスツールのことをいいます。リラックスしたいときは足置きにしたり、来客時には腰掛けにしたり、上面がフラットなものであれば、ちょっとしたテーブル代わりにも。

同じく足を伸ばせるカウチは大きめのものが多く、存在感がありますが、そのカウチから見るとコンパクト。気軽に置き方を変えることができて、色々なシーンに活躍してくれるオットマンは、ひとつあると重宝なアイテムです。

もともとは、背もたれのない長椅子のことをベンチというようですが、公園などに置かれているベンチには、背もたれが付いているものもありますね。ベンチタイプのソファにも、背もたれがないタイプと背もたれ付きのタイプがあり、大きさもデザインもさまざまです。

座面のみのスッキリしたかたちのベンチソファだと、圧迫感が少なく置き場所の幅も広がると思います。テーブルの高さに合うものを選んでダイニングスペースに取り入れたり、また、寝室や子供部屋に置いたり、来客時にはサイドソファとして使ったりもできますね。

ワンちゃんやネコちゃんにも「自分の場所」を作ってあげるとリラックスして過ごせますよね。リビングのソファとお揃いの張地でミニサイズのペットソファがあったら…愛しさ倍増！写真のネコちゃんの寛ぎぶり…癒やされますね。