60年以上にわたり培った
職人の技術と経験が品質をつくる

ソファの企画デザインから製造出荷に至るまで、全工程を自社工場で。
職人の手によってつくる一つひとつの製品に、60年以上にわたり培ってきた技術と経験、
品質に決して妥協することのない「ソファづくりスピリット」が息づいています。

Point 01職人魂

見えないところこそ、突き詰める。

bloccoは北海道でソファを作り続けて約70年のオーダーソファブランドです。お客さまに満足してもらえるソファをお届けしたいという想いから、2006年に立ち上げました。

見えないところこそ、突き詰める。

bloccoでは、長く使い続けられるソファをお届けするために、見えない内部にも手を抜かない職人仕事を貫いています。
その仕事が、快適な座り心地、高い耐久性とメンテナンス性を実現しています。

  • 木枠(骨組み)

    ソファの土台となるのが木枠です。強度と仕上がりの美しさを左右する部分となるため、十分な強度と安定性を考え設計しています。部材に細かい加工を施した後、精確かつ頑丈に組み上げ、長期間の使用に耐えうる丈夫な土台をつくっています。

  • 下張り(ウレタンフォーム)

    クッション材のウレタンは、硬め、柔らかめといった座り心地を特長づける要素のひとつ。ウレタンはさまざまな硬さで、多くのパーツに分かれています。それらを貼り合わせ、座り心地、見た目にきれいなラインを表現するのが職人の技術、経験と繊細な感覚です。

  • 縫製

    大きな一枚の生地を裁断し、パーツをミシンで縫い合わせてソファの形に。縫い目のひと目ひと目が直接ソファのラインや張り上がりに影響するため、繊細さと高い技術が必要です。分業ではなく、縫製職人1人がソファ1台分の張り地を縫い上げています。

  • 上張り

    ソファの形に縫い上がった張り地を、タッカーという道具を使い木枠に張る作業です。張り地の引っ張り具合、針の一打ち一打ちがソファ全体の仕上がりに影響してきます。細かい間隔で美しいラインを意識しながら手早く。職人技が光ります。

  • 検査

    各工程でそれぞれの職人が検査をしながら作業を進めていますが、仕上がりにムラがないか、傷や汚れはないかなど、厳しい目で最終検査を実施。丁寧に梱包し、お客さまのもとへとお届けしています。

bloccoの職人として

確かなものを、自信を持って。

二枚田 春夫
職人歴:45年 担当:ウレタン張り

私が担当しているウレタンつけは、外側からは見えない部分の仕事です。長くソファづくりに携わってきていえるのは、見えない部分も手を抜かずしっかりとした仕事をすることが、お客さまからの評価につながるということ。自信を持って送り出すことができる、確かなものをつくっています。

完璧よりもさらに上を目指す。

金森 淳
職人歴:7年 担当:仕上げ

私は仕上げを担当していますが、見た目やバランスなど少しでも違和感があれば工程の担当へ戻し、調整を行います。「自分がお客さまだったら」と考えて、丁寧さを大切に作業しています。完璧よりもさらに上を目指し、より良いものをつくってお客さまに届けたい。そう強く思っています。

Point 02素 材

長く愛用してもらうため、
素材にこだわる。

同じような見た目のソファであっても、内部構造や素材の違いは品質に顕著に現れます。bloccoのソファは座り心地や耐久性に関わる、素材からこだわっています。

長く愛用してもらうため、素材にこだわる。

同じような見た目のソファであっても、内部構造や素材の違いは品質に顕著に現れます。
bloccoのソファは座り心地や耐久性に関わる、素材からこだわっています。

  • 日本製の高密度ウレタン

    お客さまからよく聞くお悩みの「すぐへたる」は、ウレタンの質にも起因します。bloccoでは、粘りが強く耐久性に優れた日本製のハイランクな高密度ウレタンを採用。密度(硬さ)の異なるウレタンを何層にも重ね、好みに合わせた座り心地を生み出しています。

  • 耐久性に優れたダイメトロール

    bloccoのほとんどの製品(オットマンを除く)に、高い耐久性をもつ布バネ「ダイメトロール」を使用しています。このダイメトロールは「人の脂肪によく似た素材」といわれ、からだにフィットする座り心地。布バネのため軽量で、音鳴りもありません。

  • 厳選した生地

    張り地には実に多くの種類があります。bloccoでもこれまで数多くの生地を取り扱ってきましたが、毛玉のできるものは省くなど、張り地としての質を見極め厳選し、自信をもってご提案できるものだけを採用しています。

  • フォースター等級の接着剤

    ソファの製作に欠かせない接着剤は、ホルムアルデヒドの発散量が最も少ない世界最高水準の「F☆☆☆☆(フォースター)」規格をクリアしたものを使用。人や環境にやさしいソファを目指して、シックハウス対策に取り組んでいます。

Point 03歩 み

使う人を想い、つくる。

bloccoは北海道でソファを作り続けて約70年のオーダーソファブランドです。
お客さまに満足してもらえるソファをお届けしたいという想いから、2006年に立ち上げました。

使う人を想い、つくる。

bloccoは北海道でソファを作り続けて約70年のオーダーソファブランドです。
お客さまに満足してもらえるソファをお届けしたいという想いから、2006年に立ち上げました。

  • ものづくりの技術を守りたい。

    長く高級ソファの製造・卸業を主力としてきましたが、2000年頃から中国製のソファが市場にあふれだすと、私たちのものづくりは苦境に立たされました。「中国の価格に合わせて」。販売店の求めに応じるため、安い材料を使ったり、部材を減らしたりしたことで品質は低下。職人も情熱を失いかけていました。

    このままでは、培ってきた技術をもなくしてしまう。そもそもつくり手が納得できていない製品に、どんな価値があるのか。良いものなのに売れず、倉庫にたまった在庫ソファを目に、挑戦することを決めました。

  • ネット直販からスタート。

    bloccoを立ち上げ、ネット直販を開始。スタート当初は既製品を販売していましたが、お客さまの声が聞こえ始めたことで、想いに応えたい気持ちがふくらんでいきました。
    「腰が痛いのだけど、座り心地をどうにかできないか」「こっちの張り地は選べないのか」。さまざまな要望に応え続けていくうちに、bloccoのソファはオーダーメイドスタイルになったのです。

    お客さまに満足してもらいたい。だから、やれることをやり尽くす。この思いの強さ、そして寄り添う心こそ、今に続くbloccoの太い柱になっています。

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